光と風を感じBoxsterと対話する              
by Kiri-Boxster
ファームロード、黒川、PC
2007.3.24

前夜は飲み会で遅い時間まで飲んでいたのに、なぜか6時前にパチっと目が覚めた。
先週末は出張の都合でBoxsterのハンドルを握っていないので、運転したくて
うずうずしている。
雨は降っているものの出発の準備をしてファームロードを目指す。
路面状況を考慮して安全マージンを取りつつ、ウェットでの挙動を確認する。
雨の日の運転は嫌いではない。雨の日ならではの特別の意識の高揚がある。

控えめに運転しつつ、あっさり黒川温泉に到着。
リストの中から山河旅館を選択し、朝風呂に入る。内風呂も露天も貸切状態だった。
聞こえるのは雨の音のみの静寂のなか、薄緑色の露天風呂にしたたる雨垂れを
ぼーっと見ていると、前夜の喧騒が遠い過去のことのように思われた。
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気力も充実し、次はオートポリスを目指す。
サーキット走行に興味があるものの、これまでサーキットに行ったことがないので
まずはどんなものか見に行くことにした。

途中、阿蘇の外輪山は濃霧に囲まれ、視界は真っ白だった。そんな中かいま見える
山肌は、野焼きの後なのだろう真っ黒で、いつもの緑色や肌色の景色とは異質だった。
雨の中、白と黒の阿蘇外輪山の景色をワイパー全開にして進む。

オートポリス到着。霧は晴れないが、セーフティカー先導の体験走行は予定通り実施する
とのことで、コースを2周した。
晴れた日にこんなコースを全開で走れたら気持ちいいだろうなと思いつつ、オートポリスを
後にした。


次に向かうはポルシェセンター(PC)。ボディの傷の相談をしつつ、しばし雑談。
今年はCaymanの販売台数がBoxsterを上回っているそうだ。
オープンカー好きな私が考えると、屋根が開く上に、値段設定が低いBoxsterの方が
売れそうなものだが世間的には逆のようだ。メーカーの生産台数自体がCaymanの方が
多いからその目論見通りに売れていることになる。
消費者の純粋な好みだけでなく、メーカーによるマーケティング戦略もなんらかの形で
作用しているのだろう。

隣接してミニのディーラーもあり、新型のミニを見せてもらった。
外装に関しては、キープコンセプトであり、MC前のものと見比べてようやく違いが
わかる程度だった。内装は遊び心が更に増したようなPOPなデザインだった。

帰りがけに、もう一つの系列店であるプジョーのディーラーに寄って207を見た。
207は去年、雑誌で見て以来、そのデザインが気になっていた。
カタログをもらう程度のつもりが試乗を勧められ、ぐるっと一周運転した。
導入第一弾はGTというスポーツタイプでMTのみの設定。
国道をそこそこの速度でUターンしたが、ロールの少ない足回りが印象的だった。
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ディーラーを出て時計を見ると18時をまわっていた。薄暮れの雨の中、高速に乗って
自宅を目指した。
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# by kiri-boxster | 2007-03-25 12:08 | その他
インプレッション 室内・その他編
室内その他に関する個人的な印象について、順を追って記したい。

ドアノブを引くとサイドウィンドウが自動的に数ミリ下がる。ドアを閉めるとウィンドウが
上がる。開閉時に空気を逃がすためだろう。わずかにドアノブを引くと瞬時に反応する
ところに精密さを感じる。

シートに腰掛ける。試乗車での経験によりオプションのスポーツシートを選択した。
スポーツシートは革製でバケットタイプとなる。表皮が革であることに拘りはなかったが、
標準シートよりも自分の体にフィットしたため選んだ。リクライニングは電動、前後と
高さ調節は手動となる。革シートということで、シートヒーターもオプション選択したが、
これも寒い今の時期、重宝している。
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正面のメーター類に目を移す。
3連メーターの中央にはレブカウンター、その下部にデジタルスピードメーターがある。
普段は、この二つを見ていればよいので、わずかに視線を上下すればよい。
デジタル部分はオンボードコンピュータも兼ねていて、平均速度、燃費、残燃料に
もとづく走行可能距離数を表示させることができる。任意のスピードに達したら、
警告音がなるように設定すること等も可能。
左方のメーターはアナログのスピード計と距離計、右方のメーターは水温計と燃料計、
温度計、時計。
なお、燃費は通勤時は8km/l弱、通勤+週末に近所の山道を走って7km/l前半、
高速道路で遠出して10km/l台。
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ステアリングを握る。高さと前後の調整が可能なので、シートポジションの自由さと
相まって、理想の運転姿勢を探ることができる。
標準仕様のステアリングは、表皮が少しサラサラしており握った感じがやや素っ気
なく感じる。直径も大きめなので、経験したことはないが、オプションのスポーツ
ステアリングを選択すればよかったかなとも思う。
いずれにしてもS2000の方がしっくりときて、やる気にさせてくれるステアリング
だったと思う。
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ダッシュボード付近を見やると、円形のエアコン吹き出し口が目に付く。
986型から現行987型にモデルチェンジして、大きく変わった内装デザインは
当時賛否両論で、内装に重厚な雰囲気がなくなったと批判する向きもあったようだが
オープンカーらしい軽快な印象を与えるデザインだと思う。
フロント周りのデザインも内装も、ともにシンプルな方向へシフトしたと感じ、変化の
整合性が取れていると思う。世代ごとにキャラクターが明確であり、どちらも好きだ。

センターパネル上部はオーディオ操作部となっている。CDがたまにフリーズするので
今度みてもらおう。
中央はエアコン操作部。整然とボタンが並んでいて、デザイン的に精密な印象を与えるが、
ボタンの大きさがどれも同じなので、ブラインドでは操作しにくい。
標準仕様のマニュアルエアコンだが、希望の設定にするには何度もボタン操作を
する必要性があり、煩雑で利便性はあまり高くないと感じる。
下部には、左からリアスポイラー上下ボタン、PASM切替ボタン、PSM(姿勢安定
制御装置)解除ボタンがある。PASMは路面の状況に応じて積極的に試している。
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サイドブレーキ後方には、幌の開閉ボタンがある。バックミラー上部のハンドルを引き、
このボタンを押すと幌が開閉する。開閉に要する時間は約12秒。S2000は
約6秒で異例に早い。一定速度以下なら走行中も幌の開閉ができるのは大きなメリット。
路肩がない状況で、急に雨が降ってきたようなときに重宝する。
オープンカーはやはり幌を開けている姿が正装なのだろう、クローズ時よりオープン時の
デザインが好きだ。

収納について、オープンカーにしては多いと思う。
左右ドア部、中央部、ウィンドディフレクター下部とグローブボックスに小物の収納が可能。
グローブボックスには車検証入れ+CD8枚程度が収まる。なお、ETC本体もグローブ
ボックス内に格納され、アンテナ部はバックミラーの陰にあるためすっきりしている。
また二つのドリンクホルダーも通常はダッシュボード内に格納されており、使用する時のみ
目につくようになっている。
車外では、リアトランクに加えてフロントトランクも備わる。現行型からスペアタイヤが
廃されたので、フロントトランクも実用可能なスペースを有する。普段はリアを空にして、
フロントに洗車セットや傘、温泉セットなどを常備している。
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以上、こまごまと列挙したが、総じて内装に特に華やかな部分はないものの、実用性は
高く、必要十分な機能は満たしていて、走ることに集中できる環境が整えられていると思う。
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# by kiri-boxster | 2007-03-18 01:01 | インプレッション
阿蘇、高千穂
2007.3.4

早朝に目が覚めたので、阿蘇方面へ半日のつもりでツーリングに出かけた。
R210を湯布院方面へ走り、途中、水分峠からやまなみハイウェイへ。
まだ低い太陽のもと、九住山を正面に見据えて走る。
先週もやまなみハイウェイを走ったので、経路は違えど2週続けてになる。

いつもと違って朝早いせいか、スポーツカーをたくさん見かけた。
911(964)2台、スーパーセブン6台、F355など。
雲ひとつなく晴れ渡った空の下、皆嬉々として走っているようだ。

やまなみハイウェイからミルクロード方面へ折れる。
予定では阿蘇山には近づかず、折り返すつもりだったが、
あまりの天気の良さにもったいない気がしてきて、阿蘇山を目指すことに。

赤水線から入り、いったん坊中線を下る。
いたるところで野焼きをしている。数日前、阿蘇山の山火事のニュースを
見ていたので、まだ鎮火してないのかと勘違いしそうになった。
坊中線を引き返し、山頂を越え、吉田線を下る。

阿蘇山の南側、R325との交差点付近で再び考える。
このまま引き返すか。しかし、ひっきりなしにクルマが阿蘇山目指して走っているので
ノロノロ走らざるを得なくなるのは目に見えている。
まだ天気は崩れなさそうだ。
こうなったら、以前から気になっていた高千穂方面へ行ってしまえということで、
ハンドルを切って走り出した。

高千穂-延岡を結ぶ高千穂鉄道という第3セクターがあった。
数年前の大型台風で、鉄橋や路盤を濁流に流され、それがきっかけとなり
廃線となってしまった。
高い鉄橋など風光明媚な路線で、いつか撮影してみたいと思っていたが、時既に遅し。
せめて駅などを見て在りし日を想像しよう。

高千穂駅で何枚か写真を撮った後は、もうひとつの目的である六峰街道へ。
延岡を目指す林道で、50キロ以上あるという。

林道入口に途中で道路決壊との予告看板が出ている。
10キロほど進むと全面通行止めとなり、別の林道で国道へ下りてきた。

その後、何とかして通行止め終了地点に辿り着いて、六峰街道ツーリングを
再開できないかと地図を見て走ったが、執着したことが失敗につながった。
何本かの道を試したが、いずれも台風被害によるガレキの山だったりした。
最後に試した道は途中から砂利道になり、左右の木が飛び出ているような状況になった。
断念しようとバックしている時に、太めの木か鋭い石で、ボディ横の下部を傷つけてしまった。

何でそんなに当初の目的に執着したのか自分でもよく分からない。
どんどん進んでいくのではなく、迷ったら一呼吸おいて、冷静に考えればよかったことだ。
苦い思いを引きずったまま、阿蘇方面へ戻ったが、期せずして通ったR265で
日没前の荘厳とも言うべき阿蘇の姿を間近に見ることができて、
いつしか気持ちも落ち着いた。

やまなみハイウェイを北上し、R442を左折。黒川温泉を横目にファームロード入口を
目指す。
連続コーナーやアップダウン、時折開ける景色を堪能しながら、日田を目指し、
高速に乗って自宅を目指した。

傷が付いてしまったのは仕方がない。今後、怪しい道には近づかないことだ。
今日のツーリングをもって、ファームロード両方向(日田方面・黒川方面)、やまなみ
ハイウェイ両方向、ミルクロード両方向、そして阿蘇山の主要道路を走ったことになる。
途中、記念すべき1万キロを迎えた。通勤途上などではなく、阿蘇で1万キロを迎えられた
ことを幸いとしよう。

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# by kiri-boxster | 2007-03-04 22:15 | 旅・ツーリング